参院選2019寸評(なぜ立憲民主党は美人インテリ候補にこだわったのだろうか)

参院選寸評。あえて批判を多めにします。政党の順番は参院全体での議席順として、敬称は全て略します。 自民:57(-9)西田昌司、世耕弘成、丸川珠代など、イメージがしっかりした候補は自前で票を稼ぐが、多くは「仕方なしに」集まった票。私が言うまでもないけど、党への支持とは言えない得票が多い。30代以下における支持率の高さも、良くいえば唯一存在する安定企業的な見られ方をしているからこそ。じつは、れいわ新選...

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赤字補足)NGT48暴行騒動、他県出身者にイメージを荒らされた新潟が気の毒でならない

NGT48暴行騒動の件、私なりに情報を収集してみたが、結構根深いものがありそうだ。
ざっくりいうと、大都市圏対地方といったある種の地域対立があり、さらに大都市圏メンバーの一部に芸能界重鎮と繋がる男との付き合いがあったのが火種であり、かつ収拾を難しくしている原因らしい。
確かに、たまたま昨秋あたりから、彼女たちが出演する新潟ローカル番組を見るようになったのだが、このメンバー同士は絡まない!というのはなんとなくあったから、納得だ。

NGT48は、チームNⅢとチームGの2チーム制を敷いている。
新潟県警に事情聴取され加害関与が疑われる太野彩香(たのあやか、通称・アヤカニ、兵庫県伊丹市出身)と、西潟茉莉奈(通称・がたねぇ、東京都出身)の両名はチームNⅢに属し、被害者である山口真帆(通称・まほほん、青森県出身)はチームGに属している。
山口は暴行被害告白の直前に「いくら自分が許せないことをされても、それ以上にチームGのことを守りたい」とツィートを発している。
少なくとも、チームNⅢのどこかに問題があることは間違いない。

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単純護憲派が大後退。自主独立改憲vs対米従属改憲の対立軸へ。

今回の総選挙、ひとつには、単純護憲派が後退してよかったと思う。
そもそも憲法は、国民が立法府である国会や政府を縛るためのルールだ。国民投票を一回しないまま70年以上も経った現憲法を、無思考に全肯定しているほうが理解しづらい。たとえば、環境権なども盛り込めないのか。そこまで一言一句変えたくないのなら、「無改正で、まず国民投票だけでもしよう」との意気込みはないのだろうか。
そして幸いにして、日本国憲法の精神を発展させる形での改憲を考える勢力が出てきた。立憲民主党である。

ではなぜ、その対立軸である自民党が、他の国(要はアメリカ)が受けた戦争も引き受けられる集団的自衛権を肯定するような改憲をしたいのか。
72年前の敗戦を利用して経済運営をうまくやった成功体験を、いまだに引きずっているからである。吉田茂(麻生財務相の祖父)や岸信介(安倍首相の祖父)あたりが、潔く負け側の立場につくことで、アメリカと色々交渉して得た立場を守りたい。もっといえば、都合のいい対米従属を続けたい。そして、形だけでも自立したくて自主的に憲法を変えたい。

そこで、民進党の、自民党的な改憲に賛同する勢力だけで「希望の党」をつくり、二大政党のどっちでも対米従属みたいな態勢になるつもりだったのが大失敗した。排除された議員たちの立憲民主党が大きく票を獲得した。
要は、希望のような対米従属政党の追加発生も、共産のような環境権条項の追加すら許さない絶対護憲派も要らないという、有権者の意図が出たといえる。

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加計学園に、一分以上の理が。

どうも安倍政権が叩かれすぎ感が出てきたので、加計学園問題について、あえて私なりに弁護をしてみよう。
同学園による獣医学部の新設申請に関して、首相の口添えがあったという問題だが、言動ややり方はともかくとして、理由の筋じたいはそれほど間違っていないと思われる。

まず、日本の獣医学部が半世紀以上も設置されておらず、他の学部と違って入学定員の増加も許可されていないという事実。18歳人口が増えた時期があったにも関わらず、どういうことだろうか。
そのうえ、何度もの政権交代があったにもかかわらずこの方針が堅持されている。つまり、国民から選ばれた議員によってなりたつ内閣や議会ではなく、文部省・文部科学省の考え方であるのは、いうまでもない。

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阪神もNMBもショック療法?

8月25日に、神戸ワールドホールで行われたAKBグループの一つ・NMB48(大阪本拠・吉本興業系)のコンサートで、収容人数8000名の3分の2を上回る空席が出たという。
興味が沸いたので情報を集めてみると、わざと空席に持ち込んだように思えるのだ。

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«どうやってエエ具合の改憲にとどめるか?