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ハルウララとナチスドイツ-広告宣伝について

 題名のとおりだが、この二つの共通条件は広告宣伝のうまさにより、世に出てきた所である。

 なかでも、ハルウララのプロモーションは非常に好ましい。
 負けても負けてもまだ走りつづける姿をクローズアップし、割に合わない業績とか成果を押し付けれられた民衆を勇気付ける格好になる。そして、広告宣伝の主目的である現状打破効果としては、赤字体質だった高知県競馬に大きな収益をもたらした功績があげられる。
 ハルウララをとりあげた広告マン、電通だが博報堂だかどこの代理店の人かは知らないが、非常に尊敬できるお仕事をされた。

 反面、ナチスドイツはゲッペルス宣伝大臣の広告宣伝手法は、悪用例といえようか。
 「Heil! Hitler(ヒトラー万歳)」に代表される簡単で短くわかりやすい文句は、大不況にあえぐドイツ人たちをナチスとヒトラー支持になびかせた。苦しい状況下では考えるのも嫌になるものだ。そこへ救いの手(ちょうどキリスト教にはメシアという言葉がありますが)があらわれて、何でもいいから助けてやると思わせてしまえば、窮地の民衆はすぐに縋りつく。実際ヒトラー政権は、アウトバーンの建設など誰に公共投資による経済活性化政策(ケインズ主義や米国のニューディール政策に通ずる発想)を駆使して、多くの国民に職を与えた。
 が、その後の歴史は推して知るべし。戦争遂行やユダヤ人排斥など悲しい方向へと、広告宣伝の効能が活用されていった。(ナチスによるユダヤ人排斥。今もそうだが、巨利を得る資本家にユダヤ人(ユダヤ教徒)が多かったのも事実であり、それで国民受けが良かったのかもしれない。何にしろ、一般庶民であるユダヤ教徒たちはたまったものではない、重ねてご冥福をお祈りする。)

 まさに現状打破の手法が、広告宣伝である。
 うまくやれば、いかようにも一般大衆の心をつかみ、社会を動かし得る。
 
 にしても、ただでさえ自然環境を作り変えてしまった我々人間が、これ以上現状を動かすのはしっかり考えてからで良いのでは。(そうそう環境保護って、実は「保守」発想なんよね。)
 現状打破とはいうけれど、人それぞれには分限ってものがある。私一人をとっても、容貌とか性格も含めて、全ての能力は親や育てられた地域や周囲の人々、自然からの賜りものだ。それだけでも満足したほうが良い。だが、万物の霊長とはいえど生身の生き物である。欲は絶えない。
 欲の方向性が、高知県競馬のハルウララ事例のように、資本や人の首都集中などで割を食っていた地方に益をもたらす発想ならいい。世の中のバランスをとるための、公共目的に添った「広告宣伝」は歓迎する。だが、ナチスドイツを挙げるまでもなく、極端な方向に人々を向かわせ、やがては破滅に近づけるための「広告宣伝」はいかがなものか。

 極端な方向に向かわせる、簡単で短くわかりやすい文句?
 説明しやすい事例がある、ブッシュのせがれと小泉の三代目がそうだ。若者の反日感情を煽った北京の江さんもそうかな。(そうさせているのは、どうせ黒幕の誰かなんだろうけど、ここでは割愛。)
 俺なら、もっと平和に使うのに・・・その才能を。

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