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人生は天地人の掛け算で決まる。(自殺なんて愚の骨頂や)

 また、京浜東北線電車が止まった。

 決算発表・株主総会と続くこの頃。おそらく、まじめな財務会計・IR系のサラリーマンが命を絶ったのだろうか。
 相変わらず太平洋の向こうの圧力に負けて(全部負けたわけでもないのだろうが)、株式交換による三角合併が解禁されるわ→態度のえらく大きな機関投資家買収ファンドその他の代理人各位が株の買い付けをするわ、配当を上げろと文句をつけるわ。

 わが国企業における財務会計の各位にとっては、最低の年だろう。
 隙をみせれば、アメリカ系投資家などなどに会社を乗っ取られる。いろいろ騒ぎ立ててあるいはマスコミ工作(脅迫?)して、その会社が「悪い」と思わせることで株価を下げ、しっかり安くなった所で一気に買収をしかけるとか。ポイズン・ピルなり、マスコミ対策もとい社内外の情報統制なり、防止策を講じているうちにストレスがたまって、鬱になって自殺か・・・

 ともかくも、悪い時期である。
 大体、日米安保体制を活用して荒稼ぎしていたツケがまわってきているのだ。

 重ねて言うが、悪い時期なのだ。
 何でもかんでも自分のせいにすると、心身が持たない。


 物事の成否は、三つの要素から出来ているという。

 ・「時期」の運 
 ・自分がおかれた環境(身につけた能力・知識を含む)
 ・周囲の助けや自分の態度(判断)および努力
 
 言い換えると・・・

 「天の時」 
 「地の利」
 「人の和」

 この三つが掛け合わさって物事の成否は決まる。
 いくら「天の時」つまり運や時期を得ていても、能力や努力、周囲との調和がなければ事は運ばない。
 逆に「地の利」「人の和」と自ら努力を重ねても、時期が悪ければ決してうまくは行かない。

 そう、悪い時期なのだ。
 自殺した方々には、生前に「自分の努力だけでどうにもならないことがある」と、どこかで納得して欲しかった。「天の時」がなかったと悟ればいい。
 さすれば、自ら命を絶つことも無かっただろうに・・・

 物事のほとんどは「人のせい」であり、1割も動かせればいいぐらいなのだ。

 地元代議士に教えてもらった、松下幸之助翁の言葉を思い出した。
 『人生のうち、10のうち1でも動かせたら(多いぐらいや)、喜べ。』

 「天の時」もじわじわとよくなるだろう。
 地合の悪い時期はじっくりと待ち、苦しさを一時のものと思い耐えておけば、そのうち「天の時」がやってくる。

 もちろん、「地の利」を固めて、「人の和」を養うことを忘れずに。


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 「太平洋の向こうの圧力」と
 「日米安保体制を活用して荒稼ぎしていたツケ」
について。
 よく取り上げてる話だけど、あらためて私なりのまとめを。

 60年前の敗戦を機に外交軍事の多くを勝戦国アメリカに任せ、少なくなった財力や人力のほぼ全てを経済対策や産業振興に回すことで、「日米安保体制に護られた経済成長」が始まった。(「まず国民が食べられなければ」との昭和天皇のご判断もあったと想像できる。)
 そのアメリカにも自動車や電子機器を売りつけ外貨を荒稼ぎした反面、大いに膨れ上がったドル残高を毎年兆単位でドル建て米国債の買いつけ(=ドルの値下がりを防ぎ、かつ米国の貿易赤字の穴埋めが狙い)に充てては両国の収支バランスを保ってきたのが、アメリカとの関係でみた日本の経済収益構造である。頼みであるアメリカの外交軍事力が弱りつつある今も、この関係は変わらない。
 国内経済でみれば、それでも余った金で公共投資を進めて、中央と地方のバランスを保っていたといえる。

 しかし、ここ十数年は、工業生産能力の優位を日本に奪われてしまって、気がつけば儲け口を大幅に減らしてしまったアメリカが、「もっと稼がせろ!護ってやってる恩を知れ!」と様々な形で圧力をかけてくるようになった。
 ここ最近の流れでいえば、先述の会社買収関連法制や郵政民営化(=日本国内公共投資以外への郵貯資金流出を可能にする)などの金融関係の圧力、そして牛肉やオレンジとかバイオ燃料の原料をうたったトウモロコシなど新たな貿易摩擦などなど(=故松岡農相関連)。もう戦争でもしてイラク人を何人でも殺して、強引にドル=石油代替通過の地位を確保したとしても、儲けが間に合わなくなった彼らの必死さが伝わってくる。
 20年ぐらい前までのアメリカはまだ儲かっていたから、日本の経済成長については、軍事拠点請負と自国国債の大量引き受けだけで黙ってみていられたのだろう。

 人は食えなくなれば、何でもする。

 現状、その大きな部類が、アメリカ合衆国とそれに巣食う大金持ちの代理人たちである。
 そして、60年前に自主外交能力などをいったん捨てても(今も捨てたまま?)経済を優先した、わが国の先輩たちも「食えねば何もならない」の気持ちだっただろう。


 ついでに、ナントカ還元水の松岡利勝農相が自殺との報道について。

 同氏は元々亀井静香派所属で鈴木宗男氏とも仲が良い立場だったのに、路線を変えて郵政民営化賛成→アメリカが支持する小泉政権に接近した。その論功行賞?が農林水産大臣就任のようだ。

 小泉時代とは一転した安倍内閣には麻生外相、久間防衛相と圧力を跳ね返せる閣僚が多い。そんな中で、郵政民営化を支持した実績もあいまって、唯一アメリカからはBSE牛肉の輸入再開受け入れに期待を持たれていたらしい。とはいえ、松岡農相はまだイエスとは言わずに逃げていた最中だった。(かつて彼の同僚や部下だった、農水官僚たちからの抵抗もあったと思う。)

 そんな中での自殺(他殺の可能性は消えない)は、果たして誰にとって打撃だったのだろうか?
 同氏の死によって、得をする勢力の側に答えがあるかもしれない。

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