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「洗脳選挙」前の衆院選とか、新潟知事選とか。

 面白いキーワードを拾ってしまった。

 この条件に当てはまった候補者や政党・団体は、冷静に検討したほうがよさそうだ。

「洗脳選挙」三浦博史著 光文社ペーパーバックス刊

以下、http://bookwatch.jp/page147.htmlより引用

----引用はじめ----

1 この本のあらまし

洗脳選挙は、過去、横浜市長、新潟県知事、埼玉県知事、鹿児島県知事選挙で、選挙プランナーとして選挙戦に参加し、それぞれ若い新人を当選させた三浦博史氏が、自らの経験とこれからの選挙戦の戦い方をわかりやすく解説した本。 

先般実施された衆議院選挙で、小泉純一郎氏率いる自民党が圧勝したが、その手法は、この本の内容と酷似。 (2005年1月出版・光文社ペーパーバックス)

2 著者の考え方のまとめ
(1) プロパガンダは単純に

   選挙は戦争のひとつ。
   戦争につき物のプロパガンダは選挙戦でも駆使される。
   そのプロパガンダの原則はきわめて単純で、アメリカ・コロンビア大学ミラー教授
   によると、次のとおり。

① こちらの好イメージのレッテル貼り(相手の悪いイメージのレッテル貼り)

② 自由、正義、愛など、華麗な言葉による普遍的価値との結びつけ

③ 自らの権威付け、正当化

④ 有名人の発言利用

⑤ 庶民派など市民との親近感づくり

⑥ 都合がいいことの強調と、悪いことの隠蔽

⑦ その政策が世間の趨勢であるような言い方

  
(2) 衆議院選での使われ方

 小泉首相は、今回の選挙を「郵政民営化を問う選挙」とレッテルを貼り、それを「改革」という普遍的価値と結びつけた。

 そして、それ以外の都合の悪い「外交、財政、景気」など重要政策については、一切触れず、まさに都合の悪いことについては、隠蔽。

 さらに、「改革」が世の中の流れであり、それができない民主党は、何もしない守旧派のレッテル貼りに成功。


3 新潟県知事選等の戦い方から抽出した選挙戦略

新潟知事選挙では、全国最年少知事を当選させたが、その選挙戦略をまとめると以下の戦略1~17(次ページ以降)になる。

新潟知事選の主な候補者

小林一三 68歳 元新津市長

多賀英俊 49歳 早稲田大学教授、元新潟大学教授 社民推薦

泉田裕彦 42歳 元通産官僚 自民公明推薦(当選)

ほかに自民党系県議、共産候補等

小林候補は高齢で当選圏入りは難しい、共産は独自選挙、県議の候補は地域的に偏りがあり、「泉田―多賀」の一騎打ちになると予想。

泉田は自民推薦なので、自民県議の影響力の大きい郡部は互角だが、都市部の浮動票が問題。

多賀は、元新潟大学教授で地元テレビのコメンテーターをしていたため、知名度高く、無名の泉田は大きく水を開けられていた。

事前調査では、泉田はほぼダブルスコアでまけていた、わずか1ヶ月強の戦いに勝利。

選挙戦勝利の方程式のための戦略

(戦略 1) 相手のネガティブファクターを攻撃、当方の同への攻撃に対して迅速に反論、はやくつぶすこと

(例) 泉田候補が某参議院議員の操り人形といわれていることに対し、笑止千万の中傷、事実無根とあらゆる機会に否定

(戦略 2) ポジティブファクターを徹底的に宣伝

 (例) 新潟の緊急課題である「産業おこし」「財政再建」には通産出身の泉田が最適

新潟から日本最年少知事を出そう!

(戦略 3) ポスターは対抗馬と違うものを打ち出す。

 (例) 多賀候補:黒が基調  泉田候補:緑

(戦略 4) メッセージイメージの統一感

 (例) 選挙グッズを同じ色でまとめること、本人以外の応援の議会関係者らも同じ 
     ことを繰り返し訴えること。

(戦略 5) 候補者のキャッチコピーをすっきりさせる

 (例) 「知事は日本一の営業マン」

     「私が新潟を売りまくって日本一にしますと、日本一宣言」

(戦略 6) マニフェストは詳しすぎることなく。

 (例) 神奈川県知事の松沢氏は、あまり詳しすぎてあとで議会等で追及。

(戦略 7) 組織がなく、「どぶ板選挙」ができないときは、プロパガンダで「空中戦」。

       しかし、どぶ板ができるなら、空中戦を互角に持っていけば勝てる。

(戦略 8) ホームページはブログを書き、メールマガジンを発行し、検索エンジンに
      乗せるなど立体的に。事前の電子投票も有効。

 (例) 電子投票の結果、あえて箱物だが、希望の多かった新潟球場建設を打ち出す

(戦略 9) マスコミにあらゆる機会にとりあげられるよう工夫

 (例) 第一声をアルビレックス人気のビッグスワン新潟スタジアムで

(戦略10) 自分のことばでその人の18番をしゃべらせること

 (例) カラオケでどこへ行っても「マイウエー」を歌うのと同じ 

(戦略11) マスコミの調査や出口調査はあまり信用しないこと
 
 (例) 横浜市長選では、電話調査と地元の新聞記者の定性調査が外れた。無党派
    層を新聞記者が把握できないこと、電話調査では本人確認が困難なことなど 
    で、ぎりぎりまで高秀前市長の勝利と報道。

     出口調査は、期日前投票における公明党の存在で、互角であれば公明推 
    薦が勝つ。

(戦略12) ポスター写真は本人に選ばせるな。

 (例) 本人はナルシズムがあって、どうしても自分の好きな写真を選んでしまうが、
     他の人が見て感じの悪い写真が多い。

(戦略13) 公職選挙法は解釈が多い法律なので、弁護士は心して選ぶこと。

 (例) 岩手県のある選挙では、地元弁護士を解任し、自民党本部の専門家を選任。

(戦略14) うぐいす嬢だけでなく、パーフォーマンスのできる男のカラスボーイを活用すること。

 (例) 埼玉県知事選では、カラスボーイにプロレス風の紹介をさせた。

(戦略15) 選挙法定ポスターは、できる限り候補者を連想させるものにすること。

 (例) 神奈川県知事選では、弘兼憲史の漫画の主人公を使用

(戦略16) 候補者が普段やっていないことはやらせず、自分のカラーを打ち出させること

 (例) 東京都知事選で、磯村尚徳氏が裸で銭湯に入るコマーシャルが不評。

(戦略17) 寝てもさめても選挙のことを考えよ

 
----引用おわり----

 たとえ、いい政治家であったとしても、イメージを狂わせる方法に訴えている時点で、何か裏があるかもしれない。と考えてしまうのが、俺の悪いところでもあり、良い所。

 まあ、もともと財力や地盤・血縁のない候補者の場合なら頼もしい限りだし、大いに結構やと思う。
 弱者の兵法なら、それもよし。

 自ら、「洗脳選挙」というネガティブな題名をつけた三浦博史氏の懐の深さには脱帽だ。
 ぜひ、買って読んでみよう。

 ・・・

 話し合い解散あるかもしれへんよ。

 次の衆議院選挙に役立ちますよ(^^♪
 選ぶ側も、選ばれる側にも。

 選挙とは、候補者同士だけでなく、
 選挙民と候補者の戦いでもあるね。

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コメント

洗脳選挙は面白いですよ~。
うちにもあります。
でも結構昔に買った気がします。

投稿: そうたろう | 2007/09/19 12:59

>そうたろうさん

へえ、貴兄が持ってるというのも納得のような。
小生も買うてみます。

そろそろ活字が読みたい。
阪神戦に目がいくと、
面白いの度を越えて精神的に疲れるので(^_^;)

投稿: こんだぃ=筆者 | 2007/09/22 22:23

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