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タバコよりも核よりも怖いのは麻薬?

 出張先でテレビ朝日系の報道ステーションを見ていると、北朝鮮の麻薬(ケシ)栽培を取り扱っていた。かの国の貴重な外貨収入源らしい。
 ちょうど核査察を受けている裏でこの状況。

 解説に入っていた月尾嘉男先生いわく、

 「全世界で2000万人以上が中毒者で、アメリカだけで千数百万人といわれる。ロシアでは2000万人がなんらかの形で麻薬の経験があるといいいます」

 とつづけて、

 「犯罪の発生原因だけでなく労働力が次々と奪われることなど、その害は核よりも怖いかもしれませんね。」

 とのきわどくも鋭いコメント。

 ああ、これが怖いんや。と納得してしまった。


 正直、周囲を健康上の害に巻き込みやすいという点では、タバコのほうがよっぽど危ないと思っていた。

 つまり、副流煙でタール・ニコチンの毒を近しい人間に背負わせる。こどものころから俺のノドが弱いのも、ロングピース一箱を毎日平然とすっていた父のせいだろう。

 「ノドや肺の関係で病んでも、治療費出さへんで」
 還暦過ぎて初めて胃潰瘍で入院した時は費用を援助した俺だが、これだけは父に言い聞かせている。誤解を恐れずキツイ表現をするなら、その場合は勝手に死んでくれと。

 ただ、皮肉にもいや幸いにも、俺はタバコを吸わずに済んだ。
 20歳の時点で気管支炎になって、さっさとやめている。
 以来、煙を吸うのも嫌いな体質になった。


 というわけで、麻薬(や覚せい剤)は確かに人を狂わせるが、それを喫している周囲に健康上の害まで押し付けることはない。(ただしその人物が厳格や躁作用によって暴れだすことで、傷つけられるリスクは多少ある。)

 が、月尾先生のおっしゃるとおり、タバコで労働力が奪われたとか、犯罪発生率が上がるということは聞いたこともない。
 むしろ、ニコチン中毒になった方々に対してはかなり効果のある精神安定剤になるから、プラスかもしれない。


 だから、こうすればいいのだ。

 「副流煙ださないで、全部自分で吸い込むタバコにすればいいんですよ」

 今は外交官をやっている私の友人が言っていた。

 おお、納得。

 
 待てよ・・・

 タバコにせよ、麻薬にせよ、自然界の逆襲ではないか?

 地球環境にもっとも負担をあたえる生命体は、あきらかにわれわれヒト族である。
 ヒト族を効果的に減殺する効果をもっているのが、ケシの麻薬成分であり、タバコのニコチン・タール成分である。


 ・・・なんかヒト族の独り相撲のような気がしてきた。

 ようは、個々人が自覚をもってこのサイクルに巻き込まれず、自然に対して謙虚に生きることが大切だろう。

 終わり。
 

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