« 勉強は1時間でやめろ | トップページ | (定例記者会見)ブログの休止について »

…にもかかわらず、笑うこと。

 夕方ごろ、出した稟議の件で経理の担当者がやってきた。
 「どう計算しても1万円ほど合わないんですけど、私の間違いでしょうか」
 『えっ?そうだとしたら、どうなるんですか』
 「出し直してもらうことになります。」

 色を失った俺は、かけていたメガネを机の奥に投げた。
 がすぐに、『すみません、取り込んでしまってるもので』と経理担当にいい、
 『すみません、私のミスで出し直しになりそうです、』と横の上司に詫びた。

 「なんだ、まだ経理担当でしょ、すぐに取り戻せるじゃないか」と課長である上司は言う。
 だが、その時の私にはえらく長い時間がかかるように思えて、急に疲れが来た。

 『とりあえず計算しなおしましょう』
 対応策を見つけた後の俺は、くそ冷静になる。だが、この会社の見積もりがそもそも見難い。PDFファイルなのは良いが、4ファイルに分割されている上に、それぞれ税抜き価格を見ようとすると、末尾の小計欄まで参照せねばならない。

 『ほんとに見づらい見積もりですよね…人のせいにしたくなる世知辛い世の中ですよね』とつぶやきつつ、『93万7100円…あ、これ税込み価格や。』と早速間違えながらも、経理担当の目前で電卓を叩く。

 結果、私が合計した価格で正しく、出し直しの必要はなくなった。
 
 「すみません、1枚目しか見ていなかったようで…」
 正直に経理担当は謝った。
 末尾の小計欄で合計されている配送料1万円分が抜けていたようだ。

 『いえいえ、誰でも間違いはありますから…』
 「では承認しておきます。」


 とまあ、こんな感じだったが、
 メガネを投げた時が、もっとも「笑い」から遠ざかった。

 まだまだオレはだめだ。
 カスである。


 ちゅうか・・・
 まず、この体たらくを笑うことから始めるか。

 この近藤、自らが半端者であるにもかかわらず、笑う。


参考:心の傷」は言ったもん勝ち 中嶋聡著 (新潮新書)

|

« 勉強は1時間でやめろ | トップページ | (定例記者会見)ブログの休止について »

コメント

カーッとなったら自分の負けなんですよね、職場の事、まだまだ聞かせてほしいです。私もがんばろう。

投稿: ちかっち | 2008/09/27 19:37

>ちかっちさん

自分の負け。ええ言葉ですねえ。
負けを認めるところから、未来が始まります。
また、よろしく。

投稿: こんだぃ=筆者 | 2008/09/29 20:05

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/17330/42604412

この記事へのトラックバック一覧です: …にもかかわらず、笑うこと。:

« 勉強は1時間でやめろ | トップページ | (定例記者会見)ブログの休止について »