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嫌いこそ物の上手なれ(過度なプロ意識は逆効果?)

 逆説好きの私がいいそうなことだが、嫌いな仕事でもそれを楽しみに変えた人や、あるいは堪えてモノにした人のほうが、よい結果やよい判断を残していることがある。
 もっと簡単に言えば、好きな仕事ではないから「こだわり」がない。だから柔軟な動きができるのだ。

 年が行けば行くほど、失敗の反省よりも過去の成功事例へのこだわりが強くなりやすい。私もそういう傾向になるかもしれないし、人のことは言えたものではない。そこで大先輩達のある言葉を思い出した。

  1.「アマチュア」だから、いろいろやれるんですよ。
  2.仕事が嫌だと思った時期が早いほど、長く続く。
  3.世の中には「天職」などない。

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世襲で良い業種、悪い業種。

 生い立ち上、世襲の存在が疎ましい。
 餝(かざり)職人→治療鍼職人→自動車塗装工→こんだぃ(サラリーマン) と、 4代続いて職を代えている。まだ前の三代は職人だからいいが、私などは母方を含めて直系の祖先にサラリーマンがいないため、会社員生活が10年も経つというのに未だに馴染めないでいる。
 自立自尊の精神が抜けきらず、チームプレーが肌でわかりづらい。ただし、協力会社や委託先との関係については理解が早い。元々、職人の多くは請負制だったからだ。

 純粋な世襲でなくとも、親と近い職業ならば、なんらかの参考になる経験を少年時代から受けているはずだ。
 ある地元以来の友人などは、その厳父がここ2~3年で話題になった某官庁の国家公務員であり、本人も民間企業を経て、一種の公務員(国会議員の公設秘書)になった。30歳を数年過ぎても100万円を貯めたことがない破天荒な男だが、親から受け継いだであろう最低限の宮仕え感覚があるから、どうにかしのいでいる。

 その他にも弁護士の知人のうち2人の親は学校教師だったり、医者の友人の父は美術館の館長であったりなど、インテリ層の子はインテリになりやすい。広い意味での世襲だ。私などは、直系の祖先にサラリーマンだけでなく大卒者もいないから、羨ましく思えることがある。

 ただし、「祖先に大卒者がいない」ことは誇りにしていて、高等教育を受けたという自負や埃(ほこり)がないことは、たえず私に味方してくれている。『たまたま親がカネをこさえて、運よく合格したから大学に行けただけ』と思っているから、ここまでして俺はインテリになったんだぞ!との気負いがない。つまり、仕事のやり方や地位にこだわる心理が少ないから、ただでさえ性格の悪い私の精神的負担を和らげている。
 父が東大京大早慶あたり出身のインテリだったらと思うとぞっとしてくる。だから、世襲の恩恵を受ける人物が必ずしも幸せでないことも理解しているつもりだ。

 世襲は世襲なりのメリットがあって、負担がある。見かたを変えれば、被世襲者は職業選択の自由を失っている。
 では、どんな職業であれば、世襲が生かされるのだろうか。
 私なりに勝手に判定してみた。
 

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政治→経済→文化と変わる歴史サイクル。日本は常に先進地域らしい。

 「2030ビジョン」なる未来の発想検討グループに参加しているのですが、そのMLに自ら投稿した内容を、多少の修正を加えてこちらにも載せます。
 ジャック・アタリ氏の「世界を襲う5つの波」の話題を受けて、書いたものです。

 与太話ですから、暇つぶしに読んでやってください。

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■第三の波 ”超帝国” 2040頃から
 ・一国支配の帝国ではなく、”市場そのものが帝国となる”
 ・すべてが民営化される
 ・エンターテインメントと保険(監視)の二つが人々を支配する。

 勝手な自説ではありますが、歴史にはサイクルがあるようで、
 少なくとも以下の三つはあるように思えます。

  政治優先のサイクル
  経済優先のサイクル
  文化優先のサイクル

 世界共通というわけでなく、変化の時期には地域によってずれがあって、おそらく日本は真っ先に次のサイクルに進むかと思われます。四季の変化に富み、大陸と海洋の両方の影響を受ける島国。英国とかアタリ氏のフランスやイタリア、スペイン、韓国あたりの半島国も最先進でしょう。

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