« 2009年8月 | トップページ | 2009年10月 »

「分割して統治せよ」鳩山首相の戦略

 まず、内閣の発足を祝うとともに、題名の説明を。
 「分割して統治せよ」とは、過去にローマ帝国や大英帝国が植民地政策でとった手法を言う。
 "Devide and Rule" たとえば、カナダとオーストラリアが結託してブリテン島の本国に刃向かうないようにするには、普段から友好関係を持ちづらいようにしておけばいい。支配下にある勢力が相互に対立してくれればなお良く、その調停者として君臨し続けられれば、統治が楽になる。

 鳩山内閣がどうもその手法を使っているようにみえる。
 まずは、主題である、官僚勢力の分断・弱体化。
 もう一つは、自民党ほどではないけど、ある党内グループが突出しないようにする分断策だ。


 
 

続きを読む "「分割して統治せよ」鳩山首相の戦略"

| | コメント (0) | トラックバック (1)

9/12 エネルギー、食料問題系イベント2本(東京)を紹介

 えー、ダブルヘッダーで似たようなイベントを二つ紹介します。
 会社の某部活動で企画があるので、そっちにもいきたいのですが、社会の大事に関わる話なのでやむを得ません。

 では、昼間と晩の二本立て続けで。

--------
放射性廃棄物ワークショップ
 共に語ろう電気のごみ  ~もう、無関心ではいられない~

○開催日時:平成21年9月12日(土) 10:00~16:00(予定)
 <午前>講義と、放射線を作る実験? 
 <午後>ワークショップ(筆者がファシリの一人です)
○会  場:(株)三菱総合研究所 2階セミナー室
       (千代田区大手町2-3-6) TEL:03-3277-5415
○主  催:(株)三菱総合研究所・NPO法人持続可能な社会をつくる元気ネット
○後  援:資源エネルギー庁

申し込みなど詳細はこちら
--------


 晩は、たまに話している、2030ビジョンプロジェクトの会です。
 HPのイベント案内には載せてませんが、当日ふらりとお越しいただいてもOKです。

--------
2030ビジョン 第7回検討会

■テーマ 「食とエネルギー」
■ 日時:9月12日(土) 18:30~21:00
■ 場所: 田町男女平等参画センター「リーブラ」 4階 * 集会室3
   田町駅東口 徒歩2分  TEL 03-3456-4143
   〒108-0023 港区芝浦3-1-47
■ 進め方
 第一部 プレゼンテーション 18:30~19:00
  ・「食料自給率と日本の農業の課題」
   ・「エネルギー自給率と今後の課題」
 第二部 ディスカッション   19:00~21:00
  ・グループディスカッション
   ① 食料自給率を高める方策
   ② 農地と農家を確保する方法
   ③ 地域毎「食とエネルギー」
  ・ディスカッション結果の共有と纏め
■ 参加費 無料

★参加を希望される方は、お名前・所属を書いて、
 事務局にメールか筆者・こんだぃまで

| | コメント (0)

「政治依存脱却選挙」だった?

 あるメーリングリスト。以前にも紹介した「シニアに快く資産分配や支援をしてもらう方法」への反応があった。かつてのローマ帝国では神の恩寵を受けて成功した人は社会に還元する義務が考えられたと、寄付行為の発想が古くからあったことの紹介をいただいた。

 『ではわが国だと、豊田家や御手洗家が率先して私財の1割を出すなどすれば、寄付の習慣が広まりますね』のような回答をしたと思う。すると、
 「それでは、与えてもらう発想に過ぎず、富裕層に対する羨望の域を出ない」との物言いがつく。

 純粋に受け答えしただけの私としては、心外というよりあっけにとられた。物言いの男は同世代ながら数千万の年収があるから私有財産を奪われたくないのだろうと、友人ながら疑った。もっとも彼自身、団塊世代の害とかを私以上に深刻に悩んでいたから、その点もあったかと思う。

 『世代間対立を煽るなといっているのに、収入層対立を煽るような表現では矛盾してますね』と素直に謝っておいた。
 政治依存脱却を目指す点では物言いの彼と共通しているのだから、争っては意味がない。彼に問題があるとすれば、資産的に富める者が、「そんな金は出せない」的な態度を強くとることで、私を含む多くの貧乏人たちが自分には金が回ってこないと過剰に失望させることぐらいだ。もらえるお金を考えない生き方に戻れるほど、日本人は大人になっていない(戻っていない)のだから。

続きを読む "「政治依存脱却選挙」だった?"

| | コメント (0) | トラックバック (1)

次回総選挙を予測する…小沢新党大敗?

 前回もやった、ドイツ方式・小選挙区比例代表連用制での議席数計算は後にしておいて、私なりの勝手な推測をしてみる。
 今回の選挙は「自民党を下ろして政権交代」が主目的で、その後の与党は民主党でもどこでも良かったとの見方が出来る。事実、民主・自民の両候補の合計を超える得票で当選した無所属候補もいるぐらいだ。
 参考:チルドレン片山さつき、落選の意味(日経ビジネスオンライン)…城内実氏の当選原因について

 遅くとも2013年に行われる次回の衆議院総選挙について、下記のパターンがあるだろう。

◆民主後退も過半数越え、自民復調
 今のところ、一番ありえるパターン。内政では弱者救済・富の再分配を重視した社民主義的な政策(荒っぽい表現だが)が功を奏し、外政面でも米中韓亜欧その他との距離感に安定感が出て、「飽きられた」程度の得票減で落ち着く。民主党前職は小沢チルドレン・ガールズを中心に落選がみられるも、前回の総選挙(2005年)以来地道な活動を続けていた新人候補については初当選の可能性が出てくる。野党自民はそれでも育てた若手候補が都市部で次々と当選する。公明は小選挙区から撤退の上、一方的に退潮(この他の例でも同じだろう)。

◆民主過半数割れで敗北、自民が200議席前後に回復、
 民主・自民の大連立が現実味を帯びる。民主党での落選はやはり小沢チルドレン中心か。ただし、鳩山グループや前原グループは堅調と思われる。(個人のキャラクターや地域に根ざした労組の活動で票を稼げる候補が多い。)

 というわけで、小沢氏が党を割るパターンを。
 以下で言う民主党は、鳩山-菅-前原・野田-民社系で、横路グループは小沢氏と同調、旧社会系や護憲系は社民や新党日本と合流の可能性が考えられる。

◇民主、小沢新党、自民の3党伯仲(各党120~160議席)
 さほどの失点がなかったにもかかわらず、処遇への不満や外圧要因(自民ほかの工作)により民主党が分裂したパターン。小沢嫌いによる民主自民の連立か、小沢新党と自民の一部が連立。素人的には一番面白いパターンだが、すでに米国の退潮が確実なこの時期に党単位の政局が起きるようでは、国際社会においての立場が弱まる恐れも。(つうかその混乱を喜ぶ諸外国は少なくないだろう…)

◇民主党が比較多数(160~)で、小沢新党敗北(100未満)、自民復調(120~160)
 民主と自民の全部または一部などで連立。公明は野党のまま、小沢新党と連携する可能性も。

◇自民勝利で比較多数以上(160~)、民主敗北(~120)、小沢新党敗北(100未満)
 民主党が支持率が下がり、小沢グループが新味を狙うべく新党を結成したパターン。敵失で自民が勝利だが過半数を取れなければ、連立の選択肢が小沢新党、民主のいずれかとなる。公明の立場はわかりにくい(この時期になると影響力を持つお方の健康が続いているか不明なこともあるが)。

◇小沢新党が躍進で第一党(160~)、民主敗北(~120)、自民堅調か後退(~120)
 小沢新党と自民の全部または一部で連立。公明も連立参加の可能性高し。民主は再分裂か。

 小沢氏が党を割る原因になりそうなのは、待遇への不満などのほか、外交・安全保障問題だろう。
 同氏は当然アメリカその他の怖さも知っているし、かのジェイ・ロックフェラー氏とも交流があるから大丈夫だとの声もある。が、それでも日米安保の改定などの過程で、裏方の権力者である同氏に対する圧力は色々とあると思う。鳩山代表・首相という盾があっても、相手は敵?を見誤らない。西松献金事件よろしく、地デジ化で弱っても力を残しているテレビなどの既存マスコミの批判報道で揺さぶりをかけてくるはずだ。分裂を狙うべく、小沢グループかそれ以外の民主党のいずれかを悪者にする理屈で…

 となれば、「俺たちは民主政権の中でも反主流派だった」と言うべく、割って出て新党結成に落ち着く。
 逆に小沢グループが主流であれば、そのほかのグループが割って出るだろう。この場合は小沢民主と岡田新党とか前原新党になるのだろうか。いずれにせよ大民主党に居残るよりは落選しないだろうとの計算と、復調しそうな自民の一部とも結べるからマシだとの判断があってもおかしくはない。

 まあ、そんなことよりも、失礼ながら4年後も小沢氏が健康かどうかはわからないし、さまざまな要素で変わっていくだろう。
 
 未来がわからないからこそ、生きていて楽しいのだ。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

« 2009年8月 | トップページ | 2009年10月 »