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愛されようとしない生き方(未来志向)

 ある製造業のCSR担当者が、社会活動の目的のひとつに「愛される」ことと説明した。
 商売である限りは、大変必要なことだが、一個人であればどうだろう。誰からも愛されようとするのは、かえって信用を損なうこともあり、元々の性格が八方美人でもない限り、心理的負担は大きい。

 また、先の記事で扱ったアイドル・AKB48の渡辺麻友も、ずっと愛想を振りまいているだけでなく、自分を推してくれる芸人・山里亮太を(あえて?)冷たくあしらうなど、大半のファンに対する配慮を高校2年生にして気づいている。『役得で自分だけが近づけるのは不満の素だから、それでいい』と、おそらく山里自身もわかっている。

 いずれにせよ、愛されようとするためには陰に陽に多くのエネルギーが必要であり、何らかの行為による副産物でない限りは、生活の支障にもなりかねない。


 

 では、勝手に愛される人になればいいかというと、これはこれで難しい。
 『敷居をまたげば、男には7人の敵が居る』というように、自分なりのいい仕事や行動をとろうとすれば、必ず大なり小なりの反発が生じるのが当然だ。もっとも、住宅ローンや過剰な教育費を抱えたお父さんのように、会社では徹して敵を作らない言動をとる生き方もありではあるが、筆者の好みでないというより、苦手である。もちろん、わざわざ敵を作るのは論外だ。

 「愛されようとしない生き方」でありたい。

 確かに、宮仕えには不利な態度だ。多くの企業いや公共機関では、当然ながら上位者の情実も勤務評価に反映される。だが、上司先輩も常に正しいとは限らないから、反駁する覚悟も必要であり、そういった人物が減る集団は黙っていても衰退するだろう。

 特に、目下目上の関係なく、一定以上のやる気がある方、悪く言えば猪突猛進型は手がかかる。普段は、さすがに気を使うか敬遠するように努めているが、やろうとしている事が周囲に迷惑がかかるとわかった場合が大変だ。
 で、やる気の本人が少しでも弱るか、私以外にもう1人反発者が出た時を待つ。そうなれば、まさに「愛されようとしない人物」の出番であり、表立って嫌われる覚悟をして止めに入れば良い。

 もちろん、止め役は止め役でエネルギーを使う。先述の南海キャンディーズ・山里などは、愛されないエネルギー、つまり自分のイメージを低める言動を運用することで、周囲をしっかり立てている。だから、お笑いであろうが、アイドルであろうが絡んだ相手の魅力が引き立つのだ。山里本人がいくら嫌われようとも。

 極端にいえば、アクセルをかける役は「愛されようとする生き方」が重要であり、ブレーキをかける役は「愛されようとしない生き方」が不可欠だ。

 ただ後者は、官民を問わず不遇を囲うケースが多い。だからこそ、私はそういう役回りも務めようと思っている。というわけで、今回は軽い決意表明で筆を置く。

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