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官僚主導から芸人主導へ。低成長社会の切り札?

 ある芸能関係者の言葉。

 『大衆との距離がなければ、やっていけません。』

 そう、一般人とは違う生活を強いられ、「大変なんだ、偉いんだ」と思われているから成立する職業である。

 多くの人のためにギリギリまで時間を使う人、だから我々大衆が簡単に会ってはならない。…と思われてこそ、トップクラスの芸能人における人気や信頼は揺るがない。霞ヶ関の国家公務員にしても同じことが言える。

 ただし、注目や信頼を集められるからこそ、一般大衆の目は厳しい。
 押尾学のような触法行為とはもちろん、イメージを裏切る言動も制限される。

 キャリア官僚で言えば、深夜のタクシーで酒類を提供されただけで、「居酒屋タクシー」などと世間の批判を浴びたのは記憶に新しい。一般大衆なら泥酔者お断りとされるところが、乗車中に酔って許されるとは何事か!といった恨みつらみ、ルサンチマンに繋がった。

 また、人気が出始めてからのAKB48が恋愛禁止としたのもそうで、「いい男と付き合えるは、当然だろ。」「あの男のものだから、これまでのようにみんなの存在ではない…」と思われてしまっては、距離が離れすぎてしまう。手が届きそうで届かない。この加減がポイントだ。

 加減をうまく調整しているのが、お笑い芸人達である。

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「極論」の使い方。人口減少に明治維新…

 気がつけば、タイガースが敗れたので、前の記事が無意味になってしまった。
 いや、読売巨人もナゴヤドームが苦手だったはずなので、その点では健闘を祈りたい。が、日本シリーズにはどちらかというと中日が出て欲しい。ややこしい感情を抱えてしまっているが、本題に入る。


 私のずっと年上の知人に、どうやって食べているのだろう?と不思議に思う方がいる。
 様々な発言は当を得ていて、『よく言うなぁ』と感心させられる。

 が、非常に面倒なことは、彼が「極論好き」な点である。
 ブラックマヨネーズの吉田が扱うようなネタではなく、本気のそれだ。
 
 1つの例を挙げてみる。


 
 『日本は人口6000万になってしまえばいい』


 この発言の直後、人口減少を嘆くさらに年配の御仁と大論争になり、なぜか若い私が収拾に苦労した。いい経験だが、二度としたくない面倒臭さを感じた。
 

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阪神タイガースのナゴヤドーム対策について

 2010年プロ野球・セントラルリーグ。2位で終えた阪神タイガースは、本拠地甲子園で巨人に対して3戦中2勝したのち、敵地・ナゴヤドームで中日に6戦4勝すれば日本シリーズに出場できる。いわゆる、クライマックスシリーズだ。

 その、ナゴヤドームだが、阪神タイガースの伝統的な鬼門といえ、開設以来の14年間を通しても、3回に1回も勝てていない。
 私設の阪神タイガース資料室にあった情報に最新の勝敗を加えると下記のようになる。

年度試合ナゴヤドーム地方球場
199713●○ ○●● ●●● ●○○ ●●
199812○●● ○○● ●●● ●○ ●○●
1999 9●○ ●●● ●● ●●● ●○●
20001211●●● ●●● ○●● ●●●○●
200113●●● ○●○ ●○○ ●● ○●
200213●△ ○○ ●●○ ○●● ●●○
200312○●● ○●● ○●○ ●●●○○
20041412○●○ ●●● ●● ●●● ●●●
200511●○● ○●○ ●○○ ●○
20061110●● ●●● ●●● ●●○
200712●○● ○●○ ○○○ ●○●
200812●○△ ○●○ ○○● ○●○
200912●●○ ●●○ ●●○ ○●○
20101210●●● ●●○ ●●● ●●○

 したがって、阪神タイガースのナゴヤドームにおけるドラゴンズ戦の通算成績は…
 165 試合で54勝112敗2分、勝率は.3313 となる。
 コイツのおかげで、私は阪神の勝利の中でも対中日のそれをもっとも喜ぶようになった。(ちなみに対巨人戦の観戦では7戦全勝している…甲子園1勝、東京ドーム6勝)

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外交、エネルギー、人付き合い。誰しもが損得勘定を迫られるのだ。

<2010年10月に書いたものですが、東日本大震災後に通じる内容ですので、しばらくトップに掲示します。>

 だいぶ前、投票日を過ぎても選挙スタッフへのバイト代(法律上認められている)の支払いがなかったことを指摘された候補者が、『金のことを言うな』と大声をあげて周囲に引かれたとの話を聞いた。

 日本のいいところでもあるのだけど、「損得を口にするな」といった風潮がある。
 だが、長所と短所を比較して、「これだけの得があるから、この程度の損は良しとしよう」といった判断は、いつ、どこにでもあるはずだ。先述の選挙スタッフはほとんどが大学生で、事務局長として動いていた別の大学生から「バイト」として誘われたといい、彼らの多くはバイト代と労苦を天秤にかけて集まったに違いない。投票日を過ぎてもバイト代が出ないとは、夢想だにしなかっただろう。

 仮に「金のことを言わない」もとい「悪い話はしない」という美徳を貫くにしても、それは表向きのこと。やはり危険性やリスクを説明したうえで、判断してもらうのが大昔からのスジではないだろうか。

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