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加計学園に、一分以上の理が。

どうも安倍政権が叩かれすぎ感が出てきたので、加計学園問題について、あえて私なりに弁護をしてみよう。
同学園による獣医学部の新設申請に関して、首相の口添えがあったという問題だが、言動ややり方はともかくとして、理由の筋じたいはそれほど間違っていないと思われる。

まず、日本の獣医学部が半世紀以上も設置されておらず、他の学部と違って入学定員の増加も許可されていないという事実。18歳人口が増えた時期があったにも関わらず、どういうことだろうか。
そのうえ、何度もの政権交代があったにもかかわらずこの方針が堅持されている。つまり、国民から選ばれた議員によってなりたつ内閣や議会ではなく、文部省・文部科学省の考え方であるのは、いうまでもない。

では、獣医師の需要が減ったのかというと、そうでもないらしい。ペット需要も含めた小動物臨床分野の充実や、各自治体の公衆衛生部門における、獣医師資格をもつ担当者の育成など、課題は多々あるのだ。
なにより、設置予定地である愛媛県はおろか四国には、獣医師養成機関が一つもない。近くをみても、鳥取大、山口大、大阪府立大、宮崎大と、かなり離れており、四国への獣医師供給は困難な状態が続いている。

確かに、同学園の理事長・加計光太郎氏と安倍首相自身は友人関係にあったかもしれない。
が、同学園の話をきっかけに、あまりに放置された獣医学部の入学定員規制を何とかしようと思ったとすれば、筋の通った話だ。

まず加計学園は、岡山理科大学などいくつかの大学を経営している学校法人で、傘下の倉敷芸術科学大学には動物生命科学科があるぐらいで、獣医関連分野での実績を持っている。
加えて、愛媛県と今治市は10年前から構造改革特区制度を生かして獣医学部新設を政府・文部科学省に求め続けたが、15回の申請を全て却下されたという。

以上のことから、「現状に即した獣医師養成体制に近づけるための一環として加計学園の新設計画を活用し、行政府の長として文科省に再検討を促した」などと素直に説明していれば、ここまでの騒ぎにならなかったのではないだろうか。

黙っているから、憶測されてしまう。相変わらずの説明下手&回避ぶりでどうしようもない。
もしかすると、安倍首相の重病(末期の肺がん)説は本当で、従来以上に説明する気力がなくなっているのだろうか。

だれが政権を担当しようと、良い結末になればよい。

参考リンク
加計学園「半世紀ぶり獣医学部」は不要か

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