阪神もNMBもショック療法?
8月25日に、神戸ワールドホールで行われたAKBグループの一つ・NMB48(大阪本拠・吉本興業系)のコンサートで、収容人数8000名の3分の2を上回る空席が出たという。
興味が沸いたので情報を集めてみると、わざと空席に持ち込んだように思えるのだ。
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8月25日に、神戸ワールドホールで行われたAKBグループの一つ・NMB48(大阪本拠・吉本興業系)のコンサートで、収容人数8000名の3分の2を上回る空席が出たという。
興味が沸いたので情報を集めてみると、わざと空席に持ち込んだように思えるのだ。
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阪神タイガース監督に、金本知憲氏就任。
現役時代に途中退場なしの連続試合出場について世界記録を達成している同氏だが、「皆勤賞」を疑問視している私でも手放しで礼賛する。
同氏がサラリーマンではなく、他に代わりがいない”個人事業主”だったからだ。
2002年当時のタイガースは、ホームランなど長打を狙って、早く大振りする傾向があった。つまり、三振の山が築かれる。
甲子園球場は、左中間・右中間が特に広いうえに、風も強い。特に左打者にとっては、逆風といえる浜風や歌にもなっている六甲おろし類が吹きつけ、さらに長打が出なくなっていく。
みかねた田渕幸一・打撃コーチは、「球を引き付けてから打て」と諭してまわった。まず、よくボールをみて選べ。飛距離が出なくてもいいから、遅めに打ってしっかりシングルヒット稼ぐなり、四球で塁に出ることを優先しろと。同じ甲子園を本拠地とした現役時代に、ホームラン王を取った人物が言うのだから、選手達も聞かないわけがない。そこに現役を引退したばかりの和田豊(阪神前監督)がもう一人の打撃コーチとして、データ重視かつ三振しづらいバッティングスキルを教えていく体制がとられていた。
が、それでも不徹底だった。現役選手に選球眼や単打の積み重ねを重視する選手が少なかったのだ。パ・リーグで出塁王に輝いた片岡篤史(来期から阪神打撃コーチ)を獲得はしていたが、それでも足りなかった。
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2010年プロ野球・セントラルリーグ。2位で終えた阪神タイガースは、本拠地甲子園で巨人に対して3戦中2勝したのち、敵地・ナゴヤドームで中日に6戦4勝すれば日本シリーズに出場できる。いわゆる、クライマックスシリーズだ。
その、ナゴヤドームだが、阪神タイガースの伝統的な鬼門といえ、開設以来の14年間を通しても、3回に1回も勝てていない。
私設の阪神タイガース資料室にあった情報に最新の勝敗を加えると下記のようになる。
年度 | 試合 | 勝 | 敗 | 分 | ナゴヤドーム | 地方球場 |
---|---|---|---|---|---|---|
1997 | 13 | 4 | 9 | ●○ ○●● ●●● ●○○ ●● | ||
1998 | 12 | 4 | 8 | ○●● ○○● ●●● ●○ ● | ○● | |
1999 | 9 | 1 | 8 | ●○ ●●● ●● ●● | ● ●○● | |
2000 | 12 | 1 | 11 | ●●● ●●● ○●● ●●● | ○● | |
2001 | 13 | 5 | 8 | ●●● ○●○ ●○○ ●● ○● | ● | |
2002 | 13 | 5 | 7 | 1 | ●△ ○○ ●●○ ○●● ●●○ | ● |
2003 | 12 | 4 | 8 | ○●● ○●● ○●○ ●●● | ○○ | |
2004 | 14 | 2 | 12 | ○●○ ●●● ●● ●●● ●●● | ||
2005 | 11 | 6 | 5 | ●○● ○●○ ●○○ ●○ | ||
2006 | 11 | 1 | 10 | ●● ●●● ●●● ●●○ | ||
2007 | 12 | 7 | 5 | ●○● ○●○ ○○○ ●○● | ||
2008 | 12 | 7 | 4 | 1 | ●○△ ○●○ ○○● ○●○ | |
2009 | 12 | 5 | 7 | ●●○ ●●○ ●●○ ○●○ | ||
2010 | 12 | 2 | 10 | ●●● ●●○ ●●● ●●○ |
したがって、阪神タイガースのナゴヤドームにおけるドラゴンズ戦の通算成績は…
165 試合で54勝112敗2分、勝率は.3313 となる。
コイツのおかげで、私は阪神の勝利の中でも対中日のそれをもっとも喜ぶようになった。(ちなみに対巨人戦の観戦では7戦全勝している…甲子園1勝、東京ドーム6勝)
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のび太「やった、0点とったぞ」
ドラえもん 「なぜ、喜ぶんだい」
のび「これまでは5回に1回の割合で0点をとっていたのが、10回に1回になったんだよ」
ドラ「そうか、それはおめでとう」
物は考え様だ。
非常に悲しい。
そう、今夜の阪神タイガースは、またもヤクルトに打ち負け、首位までのゲーム差が1.5に広がった。先週は優勝マジックがつく話まであったのだが、気がつけば…
また、1.5秒ほど一人で荒れてしまった。
(球場で直に負けを見せ付けられたら、冷静やねんけど。)
物は考え様だ。落ち着け。
実は、6月14日以来、3ヶ月以上ぶりの3連敗だったという。
のび太理論に基づけば、喜んでいいのかもしれない。
のび「やった、3連敗したぞ」
ドラ 「なぜ、喜ぶんだい」
のび「これまではひと月に2回は3連敗していたのが、3ヶ月ぶりの3連敗だったんだよ」
ドラ「そうか、それはおめでとう」
…
「関西人は負けて元々で馬券を買ったり、勝負事の判断をするらしいな」
とは、今日電話で話した友人の弁だ。
そや、阪神ファンは『負けて元々』やったはず。
が、私個人をみても、例えば観戦した対巨人戦は全て勝っていたり(通算7戦全勝:東京ドームで6勝、甲子園で1勝)、すでに『負けて元々』のチームではなくなっている。
どうも、贅沢な体質に変わってしまったようだ。
なら、負けた時の想定をして置けばよい。
もし、阪神が日本シリーズに出られないというのなら、ぜひ中日ドラゴンズに50年ぶりの日本一になってもらいたいところだ。経済も好調な名古屋人や東海地方の住民がこれ以上喜ぶのはちと癪ではあるが、パ・リーグ優勢が続くよりは球界も活性化して面白い。
そして、日本一に安堵した山本昌さんや立浪さんが引退して他のプレイヤーも気が抜けたところを、タイガースが襲いかかる。結果、2008年は阪神がリーグ優勝・日本シリーズ制覇を決めて、踏ん切りがついた俺は阪神ファンをやめる・・・
負けたときの代償シナリオも立てつつ、冷静な自分を保たねばならないのが、阪神ファンの悲しい性なのだろうか。
え、阪神ファンをやめる?
そう、「さっぱり止められたええのに」と常に思っているのもまた事実。
区切りには、日本一がいい。できれば今年。せめて来年、再来年・・・
晴れて?阪神ファンをやめたら、『負けて元々』の気分になれるチームを複数にわたって応援するだけにしたい。もちろん他のスポーツも。
今年も日ハム・楽天戦を二度にわたって観戦して、田中幸雄の2000本安打と田中幸雄の東京ドーム引退挨拶まで観たぐらいで、この発想でのスポーツ観戦を主体にしたい。
(前者は職場の後輩、後者はおなじみヤーニン君の誘いで職場の後輩もともに観戦した。両人は人気に流されないだけでなく、確実に上げ相場だった2年前の株で数百万損したことでも共通している。要は『負けて元々』を越えた不動心をもっている。見習いたくはないが。)
私にとっては、ファンとは関係ないスポーツ観戦のほうが、純粋に競技を見ることに打ち込めて、本音では面白い。(母校がらみだと、どうしても贔屓してしまうが。)
野球なら、やるのは下手でもスコアブックをつけられる俺としては、どのチームの試合でも外野席には座らない。応援強制の空気を避けて、純粋に試合を楽しめるからだ。
そう、本来の俺は、そうだったはずだ・・・
なのに、依然として不幸にも?阪神タイガースのファンである。
もう「日本一」条件など無視して、やっぱやめようかな。。。
誰かが言っていた。
「巨人ファンにとって、ジャイアンツの応援は趣味の一部」
「阪神ファンにとって、タイガースの応援は生活の一部」
『そ、そのとおりや!』
納得してしまう、自分が存在する(笑)
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タイトルで多くの人々に怒られるだろうが、俺だって負けて欲しくない。
負けたところで、応援している各人が何を失うわけでもないのだ。
もっとも、W杯ツアーやってる旅行代理店とか、スポンサー各社、便乗商戦にかけた各社は「予定利益」を失ってしまうだろう。
が、個人で「高原が決めなかったから、川口がキープできなかったから、俺は100万失った」という奴は聞いたことが無い。(賭け・トトカルチョの類は、ここでは割愛する)
そう、戦争で負けて、人が死に自然や家屋が破壊されるよりは、間違いなく良い。
(ここでも、米軍による憎き名古屋空襲がなければ父が京都に移り住んでおらず、俺が生まれなかったという事実は割愛する。いまでも彼らの戦争商売癖と、ある意味での日本占領は終わってないようだが。)
と、当然のごとく納得したようなことは書いてみたが、
スポーツでは、ひいきのチームに勝ってほしいものだ。
まだ、前の家を借りていたころ、阪神が中日に大逆転負けを喫したので、おもわず壁をどついて穴を空けてしまったことがある。家主の温情もあり、その修理代以外の敷金は返ってきたのだが、修理代としての敷金を失ったのは間違いない。
スポーツはスポーツである。
勝手に私有財産まで失っていては、アホこの上ない。
・・・
結果として、恥をさらした文章になってしまった(汗)
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BaseBallはアメリカの国技である。その世界一を決める戦い、World Baseball Classic(WBC)は、日本の優勝で終わった。ただただ、選手や監督コーチ関係者各位の健闘に感謝するばかりだ。
世界一を決める試合ではあるが、主催は実質的に国内連盟であるMLBが務めた。いや、押し通したといったほうが正確だろうか。いちおうは、日本野球機構(NPB)など各国組織も名を連ねているが、大会運営のほとんどはMLBが取り仕切った。
BaseBallの祖国であるアメリカにとって、なるべく有利に運びたい。だからMLBは、プロ選手までもを完全に対象に含めた世界一を決める戦いに難色を示していたのだった。どうせやるなら、自分たちの息がしっかりかかった形でやろうと。すでにメジャーリーガーの多くを輩出するドミニカなどとは決勝まで当たらないような組み合わせにしたりとか・・・
MLB取り仕切りの極地が、審判の取り扱いだろう。
サッカーならば対戦当事国からはレフェリーを出さない。だがこのWBCは、12日の日米戦でもアメリカ側つまり、MLB所属のアンパイヤが試合運行を務めた。この時点ですでにおかしい。MLBにあらざれば、審判も二流という驕り(前提条件?)がすでに現れている。
で、12日の日米戦は「誤審」騒ぎでおなじみだ。日本側のタッチアップ得点を後から覆した、あのボブ・ディビットソン主審は、アメリカ-メキシコ戦でもホームランを帳消しにした上、今日の決勝戦にも一塁塁審として登場した。騒ぎを起こしたにも関わらず、あれから2試合も登場しているという。
普通、あれだけ誤審が騒がれてしまえば、判断自体の絶対性を損なわないよう謝罪はしないまでも、当面はおとなしく引っ込む手はずがとられておかしくはない。それでもボブ審判が出場を続けたのは、やはりMLBサイドが、アメリカ側に有利な誤審をさらに求めていたと考えたくなる。
いや誤審でも勝ちたいだろう、国技は守りたいもの。わが国にも相撲という好例がある。
朝青龍が日本相撲協会に届出を出さずに故郷で帰っただけで騒がれたりなど、外国勢の足元をすくおうとする努力は、MLBも相撲協会も似たようなものだ。だが、試合運行については日本相撲のほうが一日の長があるようだ。
BaseBallは、勝負判断だけでなく試合決行の可否までもを審判=アンパイヤが行う。
相撲の場合、取組みの運行から一次的な審判までを行司が行い、最終審判は親方衆が務める日本相撲協会審判部が受け持つ。行司の勝負判定に差し違えがあると判断した場合の「物言い」は、この審判部親方衆の仕事だ。
一見、親方衆がモンゴルや欧州勢に不利になるよう「物言い」をつければ、「国技」は護られるように思えるが、そうは許さない。審判部もビデオテープで判断しているようだ。
そういう審判制度だから行司も大変な仕事で、軍配裁きに誤りがあるごとに何らかの処分(出場停止や降格)がある。先述のボブ・ディビットソン審判への扱いなどは、甘すぎるといわれておかしくは無い。
行司の中でも優秀な人が最後まで勤め上げ、わずかに2人だけが横綱戦を扱う権限をもつ立行司になれる。名乗りは「式守伊之助」か最高位の「木村庄之助」と決まっており、この二つの名跡は行司ながら「親方」の呼称が与えられるほど権威が高い。
国技・相撲での日本勢による優位を揺るがす男は、なんと言ってもモンゴル人横綱・朝青龍である。
その彼が感謝する相撲関係者の一人が先々代、先代の木村庄之助親方(31代・阿部正夫氏、32代・澤田郁也氏)だ。
協会自体を含め、四面が敵ともいえる朝青龍にとって、立行司・庄之助の正確な勝負判断が、己の強さを証明する支えとなっていたのは間違いない。2005年11月場所で31代庄之助が定年(満65歳)を迎えたさい、最後の取り組みの後で、花束と懸賞金の一部を持って朝青龍が出迎えたという。(つまり、31代が引退した時点で二人は裁き裁かれる立場ではなくなり、朝青龍が謝意を表現して差し支えなくなったのだ。また、今年 2月に32代庄之助親方が引退した際も同様に敬意を表した。)
ボブ・ディビットソン氏は愛国者として優秀かもしれない。だが、誤審が続けば、Baseball競技自体の権威に傷がつくのでないだろうか。
木村庄之助親方各位のご尽力に見習ってほしいと思うばかりだ。(って、俺が言ってもしようがないのだが)
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面白い方がいる。滋賀県立野洲高校サッカー部を初の日本一に導いた、山本佳司監督だ。
長髪OK、携帯持込OK、消灯時間も不定。さらに、全体練習は1日2時間半に限定して、さらに練習したければ自分で決めろとの、徹底した「自主性尊重主義」である。おおいに若い選手たちを信頼している。言い方を変えれば「放牧」による若者の育成だ。(→参考資料1.を参照)
サッカーに限らず野球のなどほかのボールゲーム、いや社会全体で優勢なのは「管理主義」である。
管理主義は全体の方向性を、指導者から各人に広めるには都合が良いが、各人それぞれの判断力とか頭の部分が刺激されることは少ない。このため、リーダータイプはどうしても育ちにくく、旧来の巨大企業や一部の官僚体制でさまざまな決断が遅れているのも、「管理主義」の弱点だといえる。
予断だが、決断の遅さとかで思いつく巨大企業といえば、東証システム騒ぎの某社とか、元国営のN○Tとか・・・(そういえば、某社会長のお父様はもと電○公○(=現N○T)の総裁だったとか。似るもんですねえ。)
ともかくも、山本監督のやり方は画期的である。
若い選手たちも、己が信用された以上は励まねばと、押し付けではなく自発的に技を磨いて、頭までを鍛えるようになる。この循環が続けば、自分の意思で続けられる者が残り、従っているだけの連中は自然と去っていくだろう。
さらにうまいのは、地元クラブ・セゾンFCの岩谷篤人監督が、野洲高サッカー部のコーチを兼任しているという点だ。
セゾンFCに属した多くの中学生が岩谷氏を慕って野洲高を選び、入ってみたら自分たちを非常に信頼してくれる親分・山本監督がいる。こういう状況作られてしまえば、主将・金本などセゾンFCあがりの選手は、自分から必死にならざるを得ない。自主練習も自然と増えていった。
岩谷氏を喜んで受け入れたのは、山本監督は元レスリング選手でありサッカープレーヤーの経験がないこともあるだろう。妙なプライドがないからこそ、岩谷氏を技術担当として招き、地元選手の連続性を確保できたのである。(→参考資料2.を参照)
選手経験がないとはいえ、山本監督がサッカーを知らねば、ここまでの快進撃にはならない。
選手としての成績は上位を狙えなかったものの、実務能力にたけて学業面も良く、日本体育大学レスリング部では主務(マネージャー)を推されたそうだ。ついにはドイツ・ケルン体育大学との交換留学生に選ばれた。
そのドイツでサッカーに魅せられたらしく、サッカー指導者としての一歩を踏み出したらしい。人間なにがおきるかわからない。卒業後は、地元の滋賀県に帰って教職につき、初任の水口東高ではインターハイ出場に漕ぎ着けた。野洲高に赴任後はほぼゼロからチームを作り上げ日本一に輝いた。
(→参考資料3.を参照)
過去の経験がないことを有利にした好例であり、また見習いたい人が増えたと思うばかりだ。
しかし、なぜ各種企業や団体はこの「放牧」教育を使わないのだろうか。
わが社もなんとか・・・
あ、親会社の会長が、○電○社総裁のご子息だった。
ガーン、絶対に無理やがな・・・資本主義とは苦しいものだ。
他の株主様、カモン!(金があれば俺が買う・笑)
参考記事1. 野洲“セクシーサッカー”で日本一:スポーツニッポン
http://www.sponichi.co.jp/soccer/news/2006/01/10/01.html
参考記事2. 野洲、のびのび日本一!「セクシーサッカー」で王者を撃破:サンケイスポーツ
http://www.sanspo.com/soccer/top/st200601/st2006011001.html
参考記事3. 日体大レスリング部OB率いる滋賀・野洲高サッカー部が日本一へ王手!
http://www.japan-wrestling.jp/New06/994.html
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嫌なことに気がついた。俺の大好きな千葉ロッテのボビー監督が、あのブッシュ大統領がオーナーを務めたころのテキサス・レンジャースでも監督をしていたことを。
すでにこの事実で、現アメリカ政権と結びつきがあることは間違いない。
もしかして、
ボビー・バレンタイン氏に親善大使役を務めさせたかったブッシュ政権が、
彼が日本一監督になりやすいように、なにやら画策したとか・・・
また、ボビー氏が日米優勝監督になれば好印象がまして、さらにメジャーリーグにジャパンマネーを呼び込みやすくなるのもあるだろう。
そのうえ、オリックスを第一例として、日本プロ野球をメジャーリーグのファーム的存在にする計画?にとって、阪神の人気は邪魔だったのもあるかもしれない。
村上ファンド騒ぎといい、前の記事で述べた宮内氏といい、ブッシュ政権に近そうな方々が阪神タイガース選手の不利になるような行動をとっている。村上ファンドが動き出すと、急に阪神ファンであることを強調しなくなり、ついには宮内氏の縁でオリックス戦の始球式までつとめた竹中平蔵大臣の動きもあやしい。
やはり何か臭うな。
ボビーさんをアメリカの広告塔にしたい連中が居ること自体が・・・
日本国内で不人気が強まるのは自業自得だろうに、まったくあの国は。
ていうか、そんな策略がなかったとしてもロッテが日本一やろうな(笑)
いずれにせよ、こういう疑惑が出てしまう時点でプロ野球ファンを続ける気が無うなってきた。薬物疑惑とかやったら選手個々の範囲やからまだ良えけど、いきなり米国政界やで。庶民レベルの娯楽にそんな大きい存在が顔出してきたら、勝ち目ないで。(BaseBallはアメリカ生まれやし、仕方がないけど。)
どうせなら、プロレス(特にハッスルのような)みたいに、あからさまに試合以外の事情が芝居仕立てになっているほうが面白いわな。(^。^)
参考記事:
バレン大使、球界人初…日米首脳会談にゲスト招待/レンジャーズ監督時代のオーナー、ブッシュ大統領たっての要望で:夕刊フジZAKZAK・10/28版
竹中平蔵氏、オリックス戦で始球式:日刊スポーツ大阪・9/25版
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もう、読んで字のごとく。開幕前に阪神タイガース選手団を不利な心身状態に追い込んだのは、この人のせいです。オリックスCEOで(第二次)バファローズのオーナー宮内義彦さんです。
おわかりかと思いますが、強い千葉ロッテマリーンズをさらに強くした原因のうち、環境的な要素二つと彼(名前すら書きたくない)との関係を整理します。
【1.プレーオフ制度】
一度休んでしまっては試合勘が鈍くなる。ましてや、阪神タイガースは、ただでさえファンの猛烈な重圧の中で不安と戦わねばならない。若い選手は精神的に、中堅以上の選手は肉体的に調整しづらいだろう。
逆に、ロッテ勢は、負けられぬ戦いを休みなく続けることで、レギュラーシーズン以上の力がつく。(俺の好きな同郷・清水直行投手もプレーオフ中に立ち直った感が)
したがって、実戦経験に大差がある状態での対戦は、阪神にとって大きなハンデになる。
そもそも、プレーオフは、なかなか首位になれないチームに日本シリーズ出場の可能性を与えることで、面白みを増す目的がある。なにより確実に客が入る試合が増える。レギュラーシーズン1位、2位になれば、それぞれ3~5試合、1~2試合の主催権を獲得できるから、結構な収益をあげられる。
オリックスの話に戻すと、俺も好きだった90年代の清新な強さは昔の話で、最近はずいぶんと不安定さがめだつ。(宮内さんが米国資本に頭が上がらないせいか)イチローや田口をメジャーに放出し、逆に戦力外となった吉井やマック鈴木を下取りする、まさにメジャーリーグにとっての選手リース会社のような立場(笑)になってしまったのが一因か。
弱った結果、昨年オフに近鉄を合併した際、旧ブルーウェーブの有力選手を保護した上で、残りの両軍選手の6割を自軍に、4割を楽天に分配するという、弟分?の三木谷氏に煮え湯を飲ませるような分配ドラフトを行っている。
こうやって、戦力を補強することをふまえて、せめてレギュラーシーズン2位になれば3位との第一ステージの主催権が獲得できるプレーオフ制度を推進したのではないだろうか?
ナベツネさんの方が表に出るだけマシ。宮内さんは常に影にいる別種の悪役だ。
まあ、アメさんに頭が上がらんちゅう所は両人に共通していて、頭を下げている親分同士の力関係が逆転してきたのが、彼らの力にそのまま影響してるというのか。所詮は敗戦国や、わが国は(大泣)
【2.村上ファンド騒動】
オリックスは、村上ファンド=MACアセットマネジメント株の45%を持っているという。これだけで、阪神タイガースへの影響力拡張、最終的には合併→1リーグ化を、宮内氏が狙っていると思われても仕方がないだろう。
一資本家(ていうか、宮内さんのバックの)の強欲で、70年築き上げた庶民の娯楽は、もろくもその形を崩そうとしている。(ていうか、崩れるものだったのかも)
村上ファンド問題がオリックスにも飛び火:日刊スポーツ・10/22版
オリックスにも“二重支配”疑惑…村上ファンドの阪神株取得:サンケイスポーツ・10/22版
阪神エライこっちゃ買収されるで…村上ファンドが株大量取得:サンケイスポーツ:9/28版
オリックスと阪神が統合!?球界再々編か:日刊スポーツ・10/14版
…こうしてみると、関係記事が日刊とサンケイだけやなあ、なぜかナベツネ氏の報知ではなくて。朝日系と産経系。せっかくスポーツ紙の質はいいのに、一般紙のほうは(ry
というわけで、全阪神ファンは宮内義彦という男を憎むべし。
(つうかこの人、命危ないで。後ろにアメさんが居なければ…)
実行策として、不買運動でも呼びかけようと思ったのですが、
オリックスはリースなど、法人向けビジネスが主力なんで、なかなか個人レベルでは難しいですなあ。オリックスローンやレンタカーは借りないとか、会社の購買総務担当者であれば、なるべくリース契約の対象から外すなど、中長期的な努力が必要です。あと株主であれば売ってしまうこと。市場よりは、宮内さんが嫌がる相手に直接売るのもあり。
極論ですから、皆さんのご意見をお待ちします。
---
くそ長い追伸・宮内さんの本業とされている「リース」の豆知識:
リースはある物件を代理で購入して、契約した一定の期間ないに第三者に貸し付ける仕組み。一般的には、購入価格に2~3%ほどを足した金額を契約月数分に割ったのが、月額のリース料になる。一括で買うと高い物品を使用したい時に便利な仕組みで、お勤めの方なら、会社のファックスやPCなどに貼ってあるリース会社のシールを見られたことがあるかと思う。
ただし、悪用の例もある。
正常に動いているFAXや電話のリース貸借期間がまだ残っている所(7年契約の4年目とか)へ、さらに新機種の情報機器を導入してリース契約をさせる営業がはやっているそうだ。からくりがわからない中小企業の親父さんが、同じ機能を持つ機器のリース代を二重三重に払っているケースはよくあるらしい。とはいえ、古い契約を途中解除すると、満期まで払うより高い違約金を取られるから・・・うーん。まっとうに使えば、リースは便利な仕組みなんやけどねえ。
(上記のような営業はマイライン契約やインターネット回線を切り替えるついでにされる場合が多いらしい。友人の話によると、日本テレコムが特にひどいとか・・・あ、孫さんのところか。ソフトバンクとオリックスはこんなところでもグルなんやろか?)
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面白い記事が目白押しだ。ここまで来ると、なにか余計な情報を隠すために騒いでいるのかとも疑ってしまう。村上ファンドの大量所有が発覚した後も、阪神タイガースは危なげない勝利を重ねており、選手を含む主要人物は何か知っているのではないかとも考えられる。
では何件か記事を紹介する。
ちょっと待てよ。阪神ファンに株を持たせて大丈夫か?-兄やんの一言モノ申す
阪神タイガースはいっそのこと宗教法人にしよう-桜日和
両者に共通しているのは、「阪神ファンという存在は、株式を持ち合って球団経営の一角を担うほど落ち着いたものではない。」という点だ。
非常に同感。阪神ファンの一人である私も賛成だ。もちろん落ち着かない「狂信的」なファンはごく一部であるが、そのパワーは猛烈である。
甲子園は好きだが、ライトスタンドには行かないようにしている。もっと応援を激しくやって盛り上げてもらいたい気持ちは強くても、声を出さずに試合運びを見たい私にまで応援行為を強制される、あの雰囲気が苦手だ。
このようにぐたぐた言っている私でさえ、中日に大逆転された時などにおもわず自宅の壁をぶち破ったことがあるぐらいで、阪神ファンであることは冷静さを欠く危険が高い。
宗教法人にしてもうたれと言われるのも、しぶしぶ納得である(-_-;)
前の記事でも述べたように、株主は、ある事業の元手(資本)を出した割合に応じて、その事業への経営参画権を持つ。
仮に阪神タイガースを上場させるとして、阪神電鉄と村上ファンドをあわせて3分の2以上の球団株を持ったままであれば、ファンに経営参画をさせないことはバレバレだ。両社以外の株主が重要議決への拒否権が行使できないからである。少なくとも40%ぐらいは一般市場に開放するだろう。
となれば、年俸査定など球団経営のノウハウどころか、財務諸表を読んだことすらないファン株主の多くが、素人どころか子ども扱いされるような立場で、株主総会議案への賛否を問われることになる。
もし、合併話とか新株発行とかで新たな親会社を作る話が出てきたら、ファンの心情を代表する形で賛否の結果がでるだろう。だが、取締役の選定とか、後で妙な連中に乗っ取られるような転換社債の発行(今回のように)とか、そういった複雑な経営活動を見守ることができるかどうかは疑問だ。
また、阪神ファンに比率が高いとされる、一部の熱狂信者的なファンが株主になれば、総会屋まがいの暴動を起こすかも知れず、チーム運営自体が止まる騒ぎにもなりかねない。
加えて、マスコミなどの騒ぎが結果として情報操作となり、あるいは試合の勝敗が感情の激化を誘い、なだれのようにファン株主が一方的な判断をくだす危険がある。
具体例としては、電鉄と村上ファンドが対立して、議決の委任状を集めて過半数を集めようと争った場合(プロキシファイト)が挙げられる。ファン株主の大部分が深層を読めず、表向きはよく見える側に委任状を盲目的に送ってしまうだろう。
…怖いな。広告宣伝活動がうまい側が、良い仕事をするとは限らないのだから。
最近、「みんなで株式投資しましょう」とむやみに勧める風潮が目立つけれど、誰しもを株主=資本家にする必要はないと思う。部分的であっても、経営責任をもつ覚悟がある人間が株を買え。自分が持っておいて一方的な議決を防ぐ(=大株主の存在をけん制)一角になるという、ささやかな目的でもかまわない。
(といいつつ、オレは何社かの株主ではあっても、未だに総会にも出席せず委任状を送ったこともない・・・汗)
ほんで、話を戻すと、仮に阪神タイガースを上場したとしても、その運営は相当面倒くさいものになるはずだ。先にあげたようなプロキシファイトだけでなく、その前に野球協約の条件とか様々なハードルがあって、簡単には実現しようもない話でもある。
となると、球団上場話については世間を騒がせたかっただけ?ともとれる。
情報操作目的かいな? では、なぜに?
面白い記事があった。
村上ファンド、日本証券金融株を取得・筆頭株主に-日本の中心で、馬鹿を叫ぶ!
村上ファンド、日本証券金融株も取得・筆頭株主に-日本経済新聞・10/3版
この日本証券金融という会社を握ると、株式市場全体に影響力を持てる。
村上氏は、阪神騒ぎを利用して、この動きへの関心を薄めたかったのでは?
そのうえ、阪神株は値が下がらないうちに売れば儲かるし、持ち続けて過激な影響が出なければ、「口は出しても、世の流れ?には従うやつだ」と村上ファンドの信用を上げられる。
これはずるい、大悪人だ。(褒める意味も込めて)
いずれにせよ、負けがない戦いをする賢さは尊敬する。
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