日記・コラム・つぶやき

反ゆとり世代への反論ケースいろいろ。

つい面白い記事があったので、それぞれの指摘・感想への反論を考えてみた。ただし、筋が通っていると私が判断した意見に関しては対象外とする。

ゆとり社員に度肝を抜かれた瞬間

■まるで学生ノリ?な新入社員

・「会社のお酒の席で『自分の知り合いも呼びたい』と言い出した。もちろん会社とは無関係の、プライベートの友だち。びっくりしました」(23歳/女性)
反論。その際、プライベートの友人が業務に繋がる可能性を確認されましたか?小さな企業であれば、そういった可能性が低いつながりすら歓迎する所も多くあります。また、秘密の話をするなら、飲食店でも個室を選ぶなど公共とは隔離された場所で行うべきです。いずれにせよ社内は社内と厳密に区切ることこそ、昭和以来の大企業に見られがちな内弁慶主義、さらに厳しく四字熟語で表現すれば「夜郎自大」といったところでしょうか。

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今の段階で被災地以外から出来る支援活動(まとめ)

 地震から1週間、亡くなられた方々とその関係者各位にお悔やみ申し上げるとともに、被災地域の方々に一刻も早く日常が訪れるようお祈り申し上げます。

(以下、通常通り「だ・である」体で書きます。)

 阪神大震災のときもそうだったように、2ヶ月前後までは交通その他のインフラが整わない以上、にわかにボランティアになって動くとかえって迷惑になる場合が多い。ボランティア自身の手配や移動手段・食糧確保は、相当の負担がかかるものだ。物資運搬もマイカーで燃料を分散消費するより、輸送効率が高い開通済みの鉄道やトラックなどに任せたほうがいい。
 つまり、救援・救難、設備のプロを後方から支援するのが吉である。

 というわけで、現段階では、物資支援か寄付や義援金などの資金援助が誰にでも出来る効果的な対策だ。もちろん物資支援には買占めをしなかったり電力や燃料を使わないなど直接にモノを送らない方法もある。

 で、ざっと方法をまとめてみた。
 他で書いていることとかぶるのは承知の上で、
 資金支援物資支援ボランティア支援の順に書いていく。

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それでも"上"を目指すのか? ~「うえ」と「かみ」の違い~

 「上」は「うえ」とも「かみ」とも読む。

 「うえ」と読めば、向上心など成長期や自由社会を思い出させる。
 「かみ」と読めば、位置や立場の違いの印象が濃く、権力を「お上」と呼んだ封建社会に繋がる。

 「うえ」になろうとする人でも、個人の向上心に限定されていれば周囲から見れば迷惑でしかなく、社会的責任を考えず「かみ」になろうとする人は、万人にとって邪魔だ。逆にあえて「上」を目指さない生き方もあるわけで、具体論を交えて新年のネタにしたい。

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あのブリティッシュ・カウンシルでも、オレは英語嫌いになった?

 ともかくも、「環境」就職・進路相談会は、大阪・東京において盛会に終わった。
 参加いただいた各位、ご協力いただいた皆々様全てに感謝するとともに、それぞれの関係者において納得ある未来に繋がるように祈る。

 あえて、「納得」という言葉をつかったのは、希望=幸せではないと強調したいからで、何よりコンプレックスを生みやすい自分への自戒をも込めてみた。

 そのコンプレックスがまた災いした。 

 留学歴のある皆さんや、英会話に自身のある方々にしっかりバカにされる覚悟で、
 相談会スタッフの打ち上げでの話をする。

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セレブや年配者の生き残り方~海老蔵暴行事件から思うこと

 非成長期×芸能界シリーズ第三弾。
 今回は、経済成長期から定常(非成長)期への移行において、嫌われる人の話だ。

 語弊を恐れずに言えば、成長期はさほどの苦労がなくとも幸福感を味わえる。経済全体の規模が大きくなっている時期だから、どんな業種でもある程度の勤めにつけば、ある程度の収入増が見込める。
 我が国では20年ほど前まで百数十年続いたわけで、ご年配になればなるほどこの感覚しかないのは残念ながら当然だ。

 そんな中、あるオヤジが、
 「おまえもいい大学入って、いい仕事に就けば幸せになる」 と息子に諭しても通じるわけがない。

 『いい時代に生まれた(だけの)親父から、富を今のうちに吸い取ってやる』 と明確な意図はないまでも、若者が引き籠ってしまう状況に関して、この点に限れば同情できる。

 ともかくも、成長期っぽいセンスの人間ほど定常期には理解されない。
 さらに進めば疎まれる。恨まれる。
 この逆もしかり。定常期→成長期の過程でいえば、坂本龍馬が代表例だ。
 
 襲撃を受けた、十一代目市川海老蔵の話に入る。

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非成長期アイドル 低く低く、謙虚に。

 AKB48は、秋元康を始めとして電通など様々な企画家の知恵を結集したアイドルグループといえる。CDを握手会や人気投票権と抱き合わせて販売するなど、その手法は煙たがられるものも見られるが、脱成長期的な発想がようやく取り入れられたように思う。

 TBSのテレビ番組「スパモク」が録画できていた。
 ロンドンブーツの田村淳が司会と言う時点で、ロンドンハーツよろしく大衆向け王道の番組と思えば、まさにその通りだった。

 最強の女子力決定戦!!アイドル年の差バトル と題打って、元おニャン子を含む8人の元アイドル対AKB48の10人といった構図で進められる。

 そこで気になったのが、おニャン子クラブのエースを務めていた新田恵利の発言である。
 

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「極論」の使い方。人口減少に明治維新…

 気がつけば、タイガースが敗れたので、前の記事が無意味になってしまった。
 いや、読売巨人もナゴヤドームが苦手だったはずなので、その点では健闘を祈りたい。が、日本シリーズにはどちらかというと中日が出て欲しい。ややこしい感情を抱えてしまっているが、本題に入る。


 私のずっと年上の知人に、どうやって食べているのだろう?と不思議に思う方がいる。
 様々な発言は当を得ていて、『よく言うなぁ』と感心させられる。

 が、非常に面倒なことは、彼が「極論好き」な点である。
 ブラックマヨネーズの吉田が扱うようなネタではなく、本気のそれだ。
 
 1つの例を挙げてみる。


 
 『日本は人口6000万になってしまえばいい』


 この発言の直後、人口減少を嘆くさらに年配の御仁と大論争になり、なぜか若い私が収拾に苦労した。いい経験だが、二度としたくない面倒臭さを感じた。
 

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外交、エネルギー、人付き合い。誰しもが損得勘定を迫られるのだ。

<2010年10月に書いたものですが、東日本大震災後に通じる内容ですので、しばらくトップに掲示します。>

 だいぶ前、投票日を過ぎても選挙スタッフへのバイト代(法律上認められている)の支払いがなかったことを指摘された候補者が、『金のことを言うな』と大声をあげて周囲に引かれたとの話を聞いた。

 日本のいいところでもあるのだけど、「損得を口にするな」といった風潮がある。
 だが、長所と短所を比較して、「これだけの得があるから、この程度の損は良しとしよう」といった判断は、いつ、どこにでもあるはずだ。先述の選挙スタッフはほとんどが大学生で、事務局長として動いていた別の大学生から「バイト」として誘われたといい、彼らの多くはバイト代と労苦を天秤にかけて集まったに違いない。投票日を過ぎてもバイト代が出ないとは、夢想だにしなかっただろう。

 仮に「金のことを言わない」もとい「悪い話はしない」という美徳を貫くにしても、それは表向きのこと。やはり危険性やリスクを説明したうえで、判断してもらうのが大昔からのスジではないだろうか。

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愛されようとしない生き方(未来志向)

 ある製造業のCSR担当者が、社会活動の目的のひとつに「愛される」ことと説明した。
 商売である限りは、大変必要なことだが、一個人であればどうだろう。誰からも愛されようとするのは、かえって信用を損なうこともあり、元々の性格が八方美人でもない限り、心理的負担は大きい。

 また、先の記事で扱ったアイドル・AKB48の渡辺麻友も、ずっと愛想を振りまいているだけでなく、自分を推してくれる芸人・山里亮太を(あえて?)冷たくあしらうなど、大半のファンに対する配慮を高校2年生にして気づいている。『役得で自分だけが近づけるのは不満の素だから、それでいい』と、おそらく山里自身もわかっている。

 いずれにせよ、愛されようとするためには陰に陽に多くのエネルギーが必要であり、何らかの行為による副産物でない限りは、生活の支障にもなりかねない。


 

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「マイホーム」「マイカー」のない幸せ、下手に借金しない幸せ。社会問題も解決?

 以前からずっと思っていたことだが、やっと専門家による近いご意見を見つけた。

 200年住宅法で思うこと…半田典久氏・サイト「住宅ローンの殿堂」より

これからの変化の大きい時代には、もう「マイホーム」は向かないのかもしれません。

結婚あり、離婚あり、結婚しない人あり、子供がいないDINKSあり、転職あり、転勤あり、老夫婦あり、介護あり、・・夫婦と子供2人の親子4人が標準世帯と言われていた時代ではなくなりました。そして、昨年秋の「リーマンショック」に端を発して、リストラなどの『サラリーマンショック』が急に始まるなど、いろいろなことが起こる激変の時代には、変化に耐えられる「軽装備」が最適です。

車も昔はコストがかかる「マイカー」が当たり前でしたが、いまや必要なときだけ使うコストの掛からない「カーシェアリング」が伸びており、その他の分野でも「所有より利用の時代」へと移っています。

考えてみれば、今までは「住宅」に対して、あまりに関心と資金の比重を置きすぎていたのかもしれません。
「物件はいつが買い時」かとか「ローン金利は最低かどうか」とか、一時の決断の良し悪しだけで、後で環境変化に対応が難しくなるという、あまりに大きな「もの」を背負ってしまっていたかもしれません。

 非常に納得だ。大きいけど交通の便が悪かったり、都心だけど日当たりが悪すぎる家など、いったん所有すると融通が利かない。持ち家主義だけでなく、賢く借り続ける選択肢をも上等と考えてもいいのではないだろうか。

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